誰もが幸せに生きたいと願っています。幸せの感じかたは千差万別なのですが、やはり共通していることがあります。「幸せの4つの因子」と呼ばれています。
- 自己実現と成長:夢や目標を持っている人は、たとえ達成していなくても幸せ
- つながりと感謝:感謝し、利他的にふるまう人は幸せ。人とつながることは幸せ
- 前向きと楽観:自分を知り、許し、愛することは幸せ。なんとかなると思える幸せ
- 独立とマイペース:人の目を気にし過ぎず、自分らしく、マイペースでやる幸せ
そして、私たちは、当医療法人で働く人すべてが幸せな人生を送ることを願っています。
上記の幸せの因子を見ると、『自分を愛し、認めること』が1つのキーワード、重要なポイントになっています。すなわち、自己承認が1つの前提になるのです。しかし、これがとても難しいことであり、ハードルの高い課題と感じるのは私だけではないはずです。
自己承認をどうするか
自己承認をどうするか
自己承認は、『こうしたらできる』というような安直なものではけっしてありませんが、先人たちは様々なアドバイスをくれます。以下のことを日々、少しずつでも意識することができれば、自己承認の道が開けることは間違いありません。いかがですか。あなたは取り組めますか。
- 人間は誰しも不完全な存在だということを常に意識する
- 小さな目標達成を積み重ねる
- 自分の得意分野を作る
- プラス思考の人、褒め上手な人とつきあう
- 他人からの褒め言葉を素直に受け入れる
- 他人と比較しない
上記のことを行動目標としてコツコツと取り組んでいくことはあなたの未来を拓くことです。決意を持って臨んでいただきたいと願っています。
もう1つ、私がアドラー心理学から学んだ方法をお伝えします。
まあ、素人解釈なので、間違っているところがあれば、やさしくご指摘くださいね。
まず、自己承認をします。それができると他者信頼ができるようになります。それができて初めて他者貢献という意識が出てきます。そのことが幸せにつながるのです。
- 自己承認:私には能力がある、という意識を支えにして自分を受容します。
- 他者信頼:人々は私の仲間である、という意識で、他者を信頼します。
- 他者貢献:その信頼できる他者に貢献する、共に生きることを自分の喜びとします。
しかし、この前提となっている『自己承認』がなかなかできないとこの流れが進まないと考えがちです。ここからが大逆転のループです!
『人は他者に貢献していると思えるとき、自分を認めることができる』のです。
つまり、他者貢献によって、自己承認が得られるということです。
自己承認→他者信頼→他者貢献、そしてまた→自己承認、とループになっているのです。
だから、どこから始めてもよい。自己承認が難しければ、他者貢献から始めればよいのです。
幸せになりたい。もちろん、答えは1つではありません。
私たちの仲間になって、一緒に考えていきませんか。