鼻づまり

鼻づまりの原因

鼻の中で空気の通り道をふさぐようなことが起こったとき、鼻づまりとなります。具体的には、以下のことが考えられます。
 鼻の粘膜が腫れる
 鼻汁がたまる
 鼻の骨・軟骨の問題
 鼻茸など、鼻内にデキモノ
 鼻内に異物
 鼻とノドの間(鼻咽腔)に腫れ物がある

鼻づまりの診断と検査

鼻づまりの原因診断は、耳鼻咽喉科での診察や検査が必要になります。
一応、目安となる特徴的な症状を挙げてみますが、あくまでも参考程度と考えてください。
 症状からの目安
青ばな、鼻汁がのどにまわる   副鼻腔炎の可能性
片方の鼻だけが常につまる   鼻中隔弯曲症、片方だけの鼻茸
左右、交互のつまる   鼻中隔弯曲症
鼻血を伴う   鼻内腫瘍、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎
 診察
鼻粘膜の腫れ具合や鼻汁の量、鼻中隔弯曲、鼻茸の有無などがわかります。
 単純レントゲン撮影
副鼻腔炎の診断がつきます。
 CT検査
副鼻腔炎の部位や程度、鼻中隔弯曲など、鼻の中の詳細がわかります。
 血液検査
アレルギーの診断とその原因(ダニとかスギ花粉など)を調べます。
 鼻咽腔スコープ検査
ファイバースコープや電子スコープで鼻の奥や鼻咽腔の状態が確認できます。

鼻づまりの治療・手術

治療

 処置・ネブライザー
鼻汁を吸引して、鼻内を清掃してからネブライザーで鼻内にステロイドや抗ヒスタミン剤を行き渡らせる治療法です。
 内服薬
アレルギーの治療薬で、鼻づまりに効果の高い薬が開発されています。抗ロイコトリエン薬、抗トロンボキサンA2薬といわれるものです。それらの薬を数週間以上、きっちりと飲めば、鼻づまりがかなり良くなることがあります。
 点鼻薬
一般的にはステロイドの点鼻液を使用します。ステロイドというと、抵抗を感じる方がおられますが、ステロイド点鼻液はほとんど副作用の心配がないといわれています。
✴︎点鼻液の使いすぎには注意が必要です
血管収縮剤の成分が入った点鼻液は速効性があるので鼻閉のある方にはすぐに楽になるので良いのですが、常用すると、鼻粘膜が肥厚し、頑固な鼻づまりを起こします。治療の第1歩は、点鼻液を使わないことです。しかし、鼻粘膜の肥厚が高度な場合には、肥厚性鼻炎として手術が必要です。

手術

通院治療を3ヶ月継続しても効果が実感できない場合には、手術を考えるほうが治療の早道です。
また、アレルギー性鼻炎や高度な慢性副鼻腔炎がベースにあると、薬でいったんは症状が軽くなっても、通院や薬をやめるとまた症状を繰り返すということがおこりがちです。そのような場合、手術を考える必要が出てきます。
鼻づまりで行われる主な手術

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